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猫にもストレスはある!鳴き声や吐く行動など症状への対処法は?

投稿日:2017-11-23 更新日:

この記事は約 9 分で読めます。

近年、空前の「猫ブーム到来」により、猫を飼う人が増えましたよね。

それに比例するように、テレビや雑誌などのメディアはこぞって「猫は飼いやすい」とアピールしているような気がします。

 

確かに、これまでペットの代表格とも言えた”犬”に比べると、毎日散歩に連れ出す必要がなかったり、こまめに遊んであげたり、構ってあげたりする必要がない「イメージ」がありますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

 

”猫”は自由気ままの気分屋で、気が付けば寝てばかり。

 

人に懐(なつ)くよりも住んでいる家に懐(なつ)く、なんて話も昔からよく耳にします。

 

しかし、自由に生きているように見える猫たちは、かなり神経質な生き物で、ちょっとしたことでストレスを感じることがあります。

言葉を発することができない動物だからこそ、猫たちが出す「サイン」に気付いて、対処してあげる必要があります。

 

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ストレスの原因と適した対処法

 

 猫と人の距離は近すぎないか、はたまた遠すぎないか

飼い主が最もやりがちなストレス原因の一つに「触りすぎ」があります。

 

猫が自ら進んでスキンシップを求めてこない限り、人から積極的に触れ合いにいくのは避けるべきです。

 

猫が気持ちよさそうに寝ている姿は可愛くて、ついつい引き寄せられてしまいますが、就寝時もNGです。

 

しかし、「触らなさすぎ」も良くないのです。

基本的に猫は、人から触られることをあまり好みませんが、全く触られないというのもストレスを溜める原因になります。

 

猫は人に体を撫でられたり、声をかけられたりする時間が多ければ多いほど、長生きする可能性が高いという研究データが出ています。

 

猫がストレスなく過ごすためには、飼い主の愛情を伝えて安心させてあげることも大切なのです。

 

また、家族以外の人が頻繁に出入りする家で飼われている猫もストレスを溜めている可能性が高いです。

 

猫は人見知りをする子が多く、社交的な方が珍しいです。

 

友人や親戚の人が長時間もしくは頻繁に家を訪ねてくる場合は、要注意です。

 

これらの対処法に関しては、飼い主が猫それぞれの性格をよく熟知し、その猫に合った距離感を掴んでいくことが大切になります。

 

ほとんどの猫は、体を過度に触られることを嫌いますが、例えばオス猫や三毛猫など、スキンシップが大好きな猫もいます。

 

人にもいろいろな人がいるのと同様に、猫も1匹1匹の性格が異なるので、「猫はこういうものだ」という決めつけた考え方で接することはやめましょう。

 

また猫とのスキンシップは、毎日少しずつでいいので、頭を撫でてあげたり、おもちゃで遊んであげたり、話しかけてあげたりすることがいいです。

 

猫は人が自分に構ってくれているということを理解できているので、言葉は分からずともしっかりそこから愛情を汲み取ってくれています。

 

そして家に人が来るたびに猫がどこかへ隠れて慣れないような子である場合、来客と猫がいる場所を完璧に分けて、来客と猫の接触を避けることと、話し声などを静かにするように心がけることが大事です。

 

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 音、匂い、室温など家の中の環境が合わない

猫は大きな音や強い香りがするものが苦手で、室温が極端に暑かったり寒かったりする環境にも順応することが難しい生き物です。

 

家の外からする工事音や家の中での家電の音など、猫にとっては相当なストレスの原因となります。

 

人がうるさいと感じる音の約10倍の音

を猫が聞き取っていると考えてください。

 

また匂いに関しては、特にアロマオイル系の香りは猫の身体に害をもたらしてしまいます。

 

アロマオイルの成分にある精油は、猫の体内に入ると分解されず、どんどん毒として溜まってしまい、大変危険です。

 

他にも石鹸や洗剤の香りなども猫にとっては悪臭と感じられて、ストレスの元となります。

 

そして猫は暑さや寒さが苦手な生き物なので、1年を通して快適な室温を保ってあげないと脱水症状や低体温症を引き起こしてしまい、ストレスを通り越して、何か病気を引き起こしてしまう可能性もあります。

 

これらの対策としては、防音シートなどを部屋に取り付けたり、猫が寝る部屋からは遠ざけた場所に音のする家電(洗濯機や冷蔵庫)を置いたりするようにすること。

 

また洗剤や石鹸などは無香料のものを選び、アロマオイルは焚かないこと。

 

そして室温計や湿度計などを猫が過ごす部屋に設置し、こまめに調整してあげること、などがあります。(ちなみに猫にとっての適温は、夏の冷房設定温度が平均28度、冬の暖房設定温度が平均20度です)

 

 餌が足りない

猫が生きていくために必要不可欠である基本的な食事が不足することはストレスの原因になります。

たまにご飯をあげることを忘れたり、飼い主の外出が多く、ご飯のお皿が空っぽだったりということが多いと、猫自身「いつ食事にありつけるのか」という不安が残ってしまいます。

猫の年齢や体重に合わせた食事を忘れず与えましょう。

出張や旅行などで家を開ける機会が多い人は、自動吸給餌器を使うと便利ですし、忘れる心配もありません。

お水は24時間飲めるようにしておき、最低でも1日1回の頻度でお水を取り替えましょう。

 

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 トイレが汚い

猫はとてもきれい好きな生き物で、毛繕いなどを頻繁にするのは、自分の清潔を保つためですので、猫はお風呂に入らずとも臭くならず、毛並みもツヤツヤしています。

 

それに反してトイレが汚いならば、大きなストレスになります。

 

これが原因で、猫がトイレでおしっこをしなくなったり、マーキング行動のスプレーのような行動を取ってしまったりすることがあります。

 

理想としては、猫の排泄後、すぐに猫砂を取り替えてあげることです。

 

またトイレは飼っている猫の個体数分用意するのが望ましく、理由としてはトイレにはとくに匂いがつくので、猫にとって縄張りという面でも重要だからです。

 

 

 多頭飼い、もしくは猫以外の動物との同居

基本的に猫は単独で生活する動物で、群れで行動するなれ合いを好みません。

 

同じ猫同士でも同居した場合、性格の相性が悪ければ仲良くできないことも珍しくないです。

 

特に犬やヘビといった、猫が身の危険を感じる動物とは相性が悪いと言われていて、子猫の頃から慣れさせない限りは、本能的に怖がりますし、ストレスになります。

 

ですからこの場合は、各スペースを分けて飼うことが大切です。

 

ポイントは、リビングなどの生活に必要不可欠な部屋に猫の苦手な生き物や他の猫のスペースを設けないことです。

 

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猫がひとりでくつろげるスペースがない

猫にとって身の危険を感じた時、そこから逃れる場所が必要です。

知らない人が家に入ってきたり、けがをしたりした時も、人の目につかないところに隠れたがります。

 

また爪とぎやジャンプできるような高い場所など、猫が快適だと感じる環境がないと猫は本能的なストレスが溜まります。

 

とくに爪とぎは柱や壁でされたくないからと言って、爪とぎ対策用としてつるつるシートなどを貼っている場合はまずいです。

 

ですので、家の中が本当に猫にとって快適に暮らせる環境かどうか、今一度確認しましょう。

 

また専用の爪とぎを用意したり、低いタンスを高いタンスに替えたりするだけで猫にはおもちゃが増えたように感じるのでストレスも軽減するでしょう。

 

逃げ場所としてはクローゼットを少し開けておいてあげたり、それが無理な場合は段ボールなどの丁度いい箱を用意してあげたりすると自ら好んで入っていきます。

 

引っ越しや模様替えなどの環境の変化

猫にとって最大のストレス原因のひとつとも言えるのが「引っ越し」です。

 

それに加え、引っ越し程でなくても、猫はお家の中が変化することを非常に嫌うので、部屋の模様替えでもストレスを感じてしまいます。

 

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ですから引っ越しの家でも、家具などを前のお家と同じ配置にすることがベストですが、すべての部屋が無理という場合、猫が一番気に入っていた部屋だけを同じ配置にすることでストレスを軽くすることができます。

 

また猫のお気に入りのベッドや毛布などは、使い古しの慣れ親しんだものほど、猫が新しい環境に慣れるには必要なので、汚くても引っ越し時に捨てないことです。

 

そして、新しいお家に慣れるまでの間、猫が隠れるスペースもあった方がいいです。

 

ベッドの下や押し入れの中など、新しいお家の中で猫がひとりになれる場所を開けておいてあげましょう。

 

 去勢手術をしていない

猫は生後6か月から去勢手術を受けることができるので、早い時期に手術をしてあげるのが望ましいです。

 

発情期が来たときはそれだけでストレスになり、落ち着きがなくなってしまい、家の中だけで飼っている猫でも外に出たがります。

 

手術費用は、オスが平均10,000円~20,000円、メスが平均15,000円~30,000円ほどです。

 

一度手術してしまえばOKなので、猫と一緒に暮らす人のためにも、早めの手術をオススメします。

特に気を付けたいストレス信号

普段から猫と一緒に生活している飼い主さんだからこそ気付いてあげられるストレス信号があるので、よく猫を観察してあげてください。

 

猫はストレスが溜まるとよく鳴くようになったり、性格が荒く変わってしまったりすることがしばしば見受けられますが、それ以上に危険なストレス信号があります。

 

例えば食事を摂らない、下痢や便秘、血尿、血便などの症状があります。

 

これらの多くは病気とも繋がっていくので、長期間続くようなら病院で診てもらうべきです。

 

猫という生き物は世間一般的なイメージよりも、繊細で敏感、そして神経質なのです。

 

決して「飼いやすそうだから」という理由で猫との生活を始めないでほしいと思います。

 

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